栄養基礎知識
タンパク質・脂質・食物繊維・ビタミンなど、ダイエットに必要な栄養学の基礎知識。
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プロテインを飲むだけでは太らない。総摂取カロリーが消費カロリーを超えたときに体脂肪が増えるという原則に従い、プロテインを正しく活用することで筋肉を守りながら痩せやすい体を作れる。使い方と目安量を解説する。
低脂肪食は1980〜90年代に健康的とされたが、実際には肥満・糖尿病が増加した。脂質を減らした代わりに糖質を増やしたことが主因で、良質な脂質が代謝・ホルモン・満腹感に不可欠な理由を研究データで解説する。
カロリー・タンパク質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルの基礎知識がわかれば日々の食事の選択が根本から変わる。ダイエットや健康維持に必要な栄養素の基本を研究データをもとに正確にまとめた栄養基礎知識のハブ記事。
タンパク質は三大栄養素の中でダイエットに最も有利です。消化だけで20〜30%のカロリーを消費する食事誘発性熱産生を持ち、PYY・GLP-1を増やしグレリンを抑えて満腹感を高めます。臨床研究が示す最適摂取量と食品の選び方を解説します。
太ったマウスに痩せたマウスの腸内細菌を移植すると体重が変わることがScience誌(2013年)で証明されました。肥満傾向の人はファーミキューテスが多くバクテロイデーテスが少ない構成で、腸内細菌の種類が太りやすさを直接左右します。
日本人の8割がビタミンD不足の状態にあります。ビタミンDはインスリン感受性・脂肪細胞の代謝・筋肉量の維持に関わり不足すると肥満リスクが上昇し痩せにくくなります。日光浴・食事・サプリで補う具体的な方法を解説します。
脂質を極端にカットするとホルモン合成が滞り代謝が下がりかえって脂肪を蓄積しやすくなります。脂質は1日の摂取カロリーの20〜30%が目安です。摂るべき良質な脂質とダイエットで避けるべき脂質を解説します。
プロテインバーの多くは糖質20〜30g・脂質10g以上の超加工食品です。本当にダイエットに使えるのはタンパク質15g以上・糖質20g以下・200kcal以下の製品だけです。成分表の読み方と正しい使い方を解説します。
中性脂肪を慢性的に増やしているのは揚げ物の脂質ではなく、肝臓が糖質から脂肪を合成する「脂質新生」の仕組みによる。低脂質・高糖質食の方が高脂質・低糖質食より中性脂肪が高くなることが臨床試験で確認されている。
有酸素運動を週150分続けると3〜6ヶ月でHDLコレステロールが平均3〜5mg/dL上昇することがメタアナリシスで確認されている。不飽和脂肪酸の摂取・禁煙・精製糖質の削減も善玉コレステロールを増やす有効な手段。
カリウム摂取量を増やすと収縮期血圧が平均3.49mmHg低下し、高血圧の人では7.16mmHgの低下が見られた(Aburto et al., BMJ, 2013)。日本人は推奨量3,000mgに対し平均2,500mg未満しか摂れていない。
オメガ3(EPA・DHA)は中性脂肪を20〜30%低下させ、脂肪細胞の炎症を抑えて脂肪燃焼を促進する。1日2g以上のEPA+DHAが目安で、サバ缶1缶(約2g)を毎日食べることで達成できる。魚を週2〜3回食べるか、品質の高い魚油サプリを使うことが効率的な摂取法だ。
ビタミンB群が不足すると糖質・脂質をエネルギーに変換できず代謝が低下する。日本人女性の40〜50%は鉄が不足しており疲れやすく運動効率が下がる。カロリーとタンパク質だけ管理しても微量栄養素が足りなければダイエットは停滞する。
タンパク質は消化に30%のエネルギーを消費する唯一の栄養素で、同じカロリーでも体脂肪になりにくい。体重1kgあたり1.2〜1.6gの摂取が筋肉を維持しながら痩せる基準だ。日本人の多くはタンパク質摂取量が不足傾向にあり、意識的に増やすことがダイエット成功の鍵だ。
腸内細菌の構成は食事を変えてから2〜4週間で変化し始め、体重や体脂肪の変化は1〜3ヶ月で現れる。食物繊維が不足している腸ではファーミキューテス菌が増え脂肪吸収が高まる。1日の食物繊維目標量(女性18g以上)を達成することが太りにくい体質の基本だ。
白米のGI値は88と高く、玄米(55)に変えるだけで血糖値の上昇を大幅に抑えられる。食べる順序を野菜→タンパク質→炭水化物にすると血糖値上昇が約40%抑制される。血糖値スパイクを防ぐ食べ方が、同じカロリーでも太りにくい体を作る。
脂質は1gあたり9kcalと、糖質・タンパク質の2倍以上のカロリーを持つ。サラダドレッシング大さじ1杯だけで90kcalになる現実を知らずにダイエットすると失敗する。三大栄養素の正確なカロリーと代謝の仕組みを理解することが、食事管理の精度を上げる最初の一歩だ。