生ハムで太るのは、生ハム自体ではなく一緒に飲むお酒とおつまみが原因です。生ハムは1枚約24kcalで高タンパク・低糖質、むしろダイエット向きの食材です。ただし塩分が多くむくみやすい点には注意が必要です。生ハムで太らない食べ方を解説します。
生ハムで太るのは、生ハムそのものではなく、一緒に飲むお酒や他のおつまみが原因です。生ハムは1枚約24kcalで高タンパク・低糖質、むしろ太りにくい食材に分類されます。太る・太らないは、生ハムの食べ方と組み合わせで決まります。
「生ハムはおしゃれで美味しいけれど、脂っぽくて太りそう」と感じる人は多いはずです。しかし栄養で見ると、生ハムはダイエット中でも選びやすい食材です。誤解の正体を確認していきましょう。
生ハムのカロリーと栄養はどれくらいか
生ハムとは、豚肉を加熱せず塩漬け・乾燥・熟成させた食肉加工品です。ラックスハム(生ハム)は100gあたり約243kcalですが、薄切り1枚は約10gなので約24kcalにとどまります(日本食品標準成分表2020年版・八訂)。
注目すべきは栄養バランスです。生ハムは100gあたり約24gのタンパク質を含み、糖質はほぼ0gです。脂質は含むものの、少量で満足感が得られるため、糖質の多いお菓子やパンをつまむより体重管理に向いています。
なぜ「生ハムで太る」と思われるのか
生ハムで太ると思われるのは、生ハムを食べる「場面」に原因があります。生ハムはワインやビールのおつまみとして登場することが多く、太るのはお酒と他の料理の総カロリーです。
お酒を飲むとアルコールの分解が優先され脂肪燃焼が止まります。その状態でチーズ・ナッツ・パン・パスタなどを一緒に食べれば、当然カロリーは増えます。生ハムはその席にいるだけで、主犯ではありません。
さらに、生ハムのしょっぱさは食欲とお酒を進ませます。「もう一杯」「もう一皿」を誘発しやすいため、生ハムそのものより、それがきっかけで増える総摂取量が体重に効いてきます。
生ハムの塩分には注意が必要か
生ハムで本当に注意すべきは、カロリーより塩分です。生ハムは保存のため塩漬けされており、食塩相当量は100gあたり約2.8g、長期熟成タイプではさらに高くなります。
塩分の摂りすぎは体内に水分をため込み、一時的な体重増加(むくみ)を招きます。これは脂肪が増えたわけではありませんが、翌朝の体重や顔・脚のむくみとして表れます。むくみと脂肪増加の見分け方を理解しておくと、体重計の数字に一喜一憂せずに済みます。むくみによる増加は水分なので、塩分を控えれば1〜2日で戻ります。
生ハムで太らない食べ方はあるのか
生ハムで太らない食べ方は、「単品で楽しむ」「野菜と合わせる」「お酒と締めを管理する」の3つが基本です。生ハム自体は低糖質・高タンパクなので、周りの組み立て方さえ整えれば太りません。
- 1野菜に巻くメロンよりサラダ・アスパラ・きゅうりなど低カロリー野菜と合わせ、食物繊維を先に摂る
- 2お酒は蒸留酒か少量に糖質の多いビール・甘いカクテルを避け、ハイボールや水を挟む
- 3締めの炭水化物を決めるパン・パスタの追加を「なし」か「小盛り1回」に固定する
生ハムは高タンパクで満足感があるため、上手に使えば間食やおつまみの置き換えとしても優秀です。低脂質・高タンパクの食材を軸にした食べ方は肉・魚・大豆のタンパク質の選び方も参考になります。
この記事のまとめ
- 生ハムは1枚約24kcal・高タンパク・低糖質で、太りにくい食材
- 太る主因は生ハム自体ではなく、一緒に飲むお酒と他のおつまみの総カロリー
- 塩分が多く、むくみによる一時的な体重増加が起きやすい(脂肪ではない)
- 野菜と合わせ、お酒と締めの炭水化物を管理すれば太らない
- 満足感が高く、間食やおつまみの置き換えにも使える
Q. 生ハムはダイエット中に食べても太りませんか?
A. 生ハム自体では太りにくいです。1枚約24kcalで高タンパク・低糖質だからです。太るのは、生ハムをつまみにお酒や他の料理を食べすぎた場合です。単品や野菜と合わせて食べる分には、ダイエット中でも問題ありません。
Q. 生ハムを食べた翌日に体重が増えるのはなぜですか?
A. 生ハムの塩分によるむくみが主な原因です。塩分を摂ると体が水分をため込み、一時的に体重が増えます。これは脂肪ではなく水分なので、塩分を控えて水をしっかり飲めば1〜2日で戻ります。
Q. 生ハムメロンは太りますか?
A. メロンの糖質が加わる分、生ハム単体よりカロリーは上がりますが、1皿で太るほどではありません。気になる場合は、メロンの代わりにサラダやアスパラなど低カロリーの野菜と合わせると、糖質を抑えつつ満足感を得られます。