コラム
スープで食べながら痩せられる。満腹なのに低カロリーなスープ7選と飲み方のコツ食品・食事

スープで食べながら痩せられる。満腹なのに低カロリーなスープ7選と飲み方のコツ

ダイエットスープは1杯100〜200kcalで食物繊維と水分が豊富なため満腹感が高い。食前にスープを飲むと食事全体の摂取カロリーを約20%減らせるという研究がある。作り置きできる定番スープ7選と代謝を上げる食材の選び方を解説する。

diet-app.jp 編集部·2026-05-12·8分で読める

ダイエットスープは1杯100〜200kcalで食物繊維と水分が豊富なため満腹感が高い。食前にスープを飲むと食事全体の摂取カロリーを約20%減らせるという研究がある。作り置きできる定番スープ7選と代謝を上げる食材の選び方を解説する。

なぜスープはダイエットに向いているのか

スープ(汁物)がダイエットに効果的な理由は3つあります。

1. 水分+食物繊維で満腹感が高い

液体の水分が胃を膨らませ、野菜の食物繊維が消化をゆっくりにします。同じカロリーでも固形の食事より満腹感が長続きします。

2. 食事の最初に飲むと血糖値スパイクを防ぐ

スープから先に食べる(ベジファースト)ことで、食物繊維・水分が胃腸を準備し、その後の食事の血糖値上昇を抑制します(血糖値スパイクの解説はこちら)。

3. 体を温めて代謝を上げる

温かいスープは体温を上昇させ、基礎代謝を一時的に高めます。冷え性の方には特に効果的です(体温と代謝の関係はこちら)。

ダイエットスープはどのように設計すればよいのか

カロリーを抑えながら満腹感・栄養価を高めるためのポイント:

  • ベース:鶏がらスープ・昆布だし・トマト缶(カロリーが低い)
  • タンパク質:鶏むね肉・豆腐・大豆・卵・サバ缶
  • 食物繊維:キャベツ・玉ねぎ・にんじん・ごぼう・きのこ・海藻
  • 代謝アップ食材:生姜・唐辛子・ターメリック・にんにく

詳しい脂肪燃焼食材はこちらの記事を参照してください。

ダイエットスープレシピ7選

1. 鶏胸肉と野菜の具だくさんスープ(約230kcal)

材料(2人分)

  • 鶏むね肉200g・キャベツ1/4個・にんじん1/2本
  • 玉ねぎ1/2個・セロリ1本・にんにく2片
  • 鶏がらスープの素・塩胡椒・生姜スライス

作り方

  1. 鶏むね肉を一口大に切る
  2. 生姜・にんにくを炒め、野菜を加えて炒める
  3. 水500ml+鶏がらスープの素を加えて15分煮込む
  4. 塩胡椒で調味

栄養ポイント:タンパク質30g。作り置き3〜4日可能。冷凍もOK。


2. ミネストローネ(トマトベース・約200kcal)

材料(2人分)

  • カットトマト缶1缶・玉ねぎ・にんじん・セロリ
  • 大豆(水煮缶)100g・にんにく・オリーブオイル小さじ1
  • コンソメ・塩胡椒・バジル

作り方

  1. にんにく・玉ねぎをオリーブオイルで炒める
  2. 野菜を加えてさらに炒め、トマト缶+水300ml+コンソメを加える
  3. 大豆を加えて20分煮込む

栄養ポイント:トマトのリコピン(抗酸化)+大豆のタンパク質・イソフラボン。リコピンは加熱で吸収率が上がります。


3. 豆腐と生姜の白みそスープ(約180kcal)

材料(1人分)

  • 絹豆腐150g・えのき50g・わかめ
  • 白みそ大さじ1・生姜すりおろし小さじ1・ねぎ

作り方

  1. 出汁200mlを温め、えのき・わかめを加える
  2. 豆腐を一口大に加えて温まったら火を止める
  3. 白みそを溶き入れ、生姜を加える

栄養ポイント:生姜で体温上昇。低カロリーで就寝前の軽食にも。


4. サバ缶と根菜の豚汁風スープ(約300kcal)

材料(2人分)

  • サバ水煮缶1缶・ごぼう1/3本・にんじん・大根・こんにゃく
  • 味噌大さじ2・生姜

作り方

  1. 根菜・こんにゃくを切り、水600mlで煮る
  2. 野菜が柔らかくなったらサバ缶を汁ごと加える
  3. 味噌を溶き入れ、生姜を加える

栄養ポイント:EPA・DHA(サバ)+食物繊維(根菜・こんにゃく)の最強スープ。


5. 韓国風スンドゥブチゲ(ヘルシー版・約280kcal)

材料(1人分)

  • 絹豆腐200g・あさり50g・卵1個
  • コチュジャン小さじ1・にんにく・ごま油小さじ1
  • 昆布だし・塩

作り方

  1. ごま油でにんにく・コチュジャンを炒める
  2. 昆布だし300ml+あさりを加えて煮る
  3. 豆腐を加えて5分煮込み、卵を落として完成

栄養ポイント:コチュジャンのカプサイシンが代謝を上昇。あさりの鉄分・亜鉛も補給。


6. オニオングラタンスープ(ヘルシー版・約200kcal)

材料(1人分)

  • 玉ねぎ大1個・チキンブイヨン・全粒粉パン1切れ・低脂肪チーズ少量

作り方

  1. 玉ねぎを薄切りにしてフライパンで飴色になるまで弱火で炒める(約20分)
  2. ブイヨンスープに入れて10分煮込む
  3. 耐熱容器に入れ、パン+チーズを乗せてトースターで3分

栄養ポイント:玉ねぎのケルセチン(抗炎症・脂肪蓄積抑制効果が注目されている成分)。


7. 豆乳キムチスープ(約250kcal)

材料(1人分)

  • 無調整豆乳200ml・キムチ50g・豆腐100g
  • 鶏がらスープの素・ごま油小さじ1・ねぎ

作り方

  1. 鍋に鶏がらスープの素で出汁を取り、キムチを炒め入れる
  2. 豆乳を加えて沸騰させないよう温める
  3. 豆腐を加えてごま油・ねぎで仕上げ

栄養ポイント:キムチの発酵乳酸菌+豆乳のタンパク質・イソフラボン。腸内環境改善に特に効果的。

スープの作り置き活用法

大鍋で週2〜3回分まとめて作ることで時短になります:

  • 冷蔵:3〜4日保存可能
  • 冷凍:1ヶ月保存可能(ジップロックで平らに)
  • 朝食・昼食・夕食のどれにも活用可能

スープのベース別カロリーと特徴

スープのベースを変えるだけで同じ食材でも全く違う料理になります:

ベースカロリー目安特徴
昆布だし約5kcal旨味豊富・ミネラル補給
鶏がらスープ約10〜20kcalコクがある・コスパ良
トマト缶ベース約40〜50kcal/200mlリコピン豊富・洋風
豆乳ベース約50〜60kcal/100mlタンパク質補給・まろやか
味噌ベース約20〜30kcal(大さじ1)発酵食品・腸内環境改善
牛乳・豆乳クリーム約60〜80kcal/100ml腹持ち良い・カルシウム

生クリームを使うクリームスープは1杯で200kcalを超えることがあるため、豆乳に置き換えると大幅にカロリーを削減できます。

スープのベース別カロリー目安
昆布だし5kcal
鶏がらスープ20kcal
10〜20kcal
味噌ベース30kcal
大さじ1・20〜30kcal
トマト缶ベース50kcal
200ml・40〜50kcal
豆乳ベース60kcal
100ml・50〜60kcal
牛乳・豆乳クリーム80kcal
100ml・60〜80kcal

スープをダイエットに役立てる食べ方のコツ

食事の最初にスープを飲む

食事の最初にスープを飲む習慣(スープファースト)は:

  • 胃に水分が入り物理的な満腹感が生まれる
  • 食物繊維が腸に届き血糖値上昇を緩やかにする
  • 食べるペースがゆっくりになる

早食いと体重増加の関係でも解説していますが、食事開始から満腹感を感じるまで約20分かかります。スープから食べ始めることでこの時間を有効活用できます。

スープの温度もポイント

熱いスープは:

  • 飲むペースが自然とゆっくりになる
  • 体温が上昇し基礎代謝が一時的に上がる
  • 副交感神経が優位になりリラックス効果(ストレス食い防止)

冷製スープも美味しいですが、代謝促進の観点では温かいスープが有利です。

スープダイエットでは何に注意すべきか

スープだけで食事を置き換える「スープダイエット」は短期的な体重減少には効果がありますが:

  • タンパク質が不足し筋肉量が低下する
  • 栄養素が偏る(特に必須脂肪酸・脂溶性ビタミン)
  • 満足感が低くリバウンドしやすい

「スープで主食・おかずを置き換える」より「食事のはじめにスープを足す」アプローチの方が長期的なダイエットには効果的です。

代謝アップ食材をスープに追加する

スープに以下の食材を加えると代謝促進・体温上昇効果が高まります:

食材有効成分効果
生姜ジンゲロール・ショウガオール体温上昇・代謝促進
にんにくアリシン血流改善・免疫強化
唐辛子カプサイシン体温上昇・交感神経刺激
ターメリッククルクミン抗炎症・肝臓機能サポート
黒胡椒ピペリン吸収率を高める(クルクミンと相乗効果)

これらの「スパイス食材」の代謝改善効果については脂肪燃焼する食品・飲み物でも詳しく解説しています。

1日のスープ活用スケジュール例

朝食(5分で作れる・約200kcal)

冷凍野菜+豆腐の味噌汁+玄米おにぎり1個

昼食(作り置き活用・約300kcal)

鶏胸肉と野菜の具だくさんスープ(作り置き)+全粒粉パン1枚

夕食(しっかり系・約380kcal)

豆乳キムチスープ+蒸し野菜+もち麦小盛り

1日のスープ摂取でカロリーを抑えながら満腹感・栄養価を確保できます。

この記事のまとめ

  • 野菜・タンパク質・食物繊維が豊富なダイエットスープは満腹感が高く低カロリー。作り置きできる定番レシピ7選と、スープで代謝を上げる食材の選び方。
  • 栄養ポイント:タンパク質30g。
  • 生クリームを使うクリームスープは1杯で200kcalを超えることがあるため、豆乳に置き換えると大幅にカロリーを削減できます。
  • 重増加の関係](/articles/eating-speed-weight-gain)でも解説していますが、食事開始から満腹感を感じるまで約20分かかります。

よくある質問(Q&A)

Q:塩分が多くなりませんか?

A:スープは汁を飲みすぎると塩分過多になりやすいです。1杯あたりの食塩相当量が2g以下になるよう、だし・味噌・醤油の量を調整しましょう。昆布だしや鶏がらスープの素は薄めに使い、食材の旨味を引き出す工夫を。

Q:スープを作る時間がない日はどうすればいいですか?

A:インスタント味噌汁(無添加・減塩タイプ)に冷凍豆腐・冷凍野菜を加えるだけで具だくさんスープが作れます。また前日の作り置きを活用するか、コンビニでの選び方を参考にカップスープ(低カロリータイプ)で代替するのも良いでしょう。


参考資料

  • 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版」
  • 厚生労働省「食事バランスガイド」

※ 本記事の情報は一般的な健康・栄養知識の提供を目的としており、医療アドバイスの代替となるものではありません。 持病や治療中の方は、必ず医師・専門家にご相談ください。 本記事は編集ポリシーに基づき、一次情報と照合のうえ制作しています。

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