コラム
食品・食事

コーヒーとお茶で代謝への効き方が違った。目的に合った選び方がある

コーヒーとお茶で代謝への効き方が違った。目的に合った選び方がある

コーヒーのカフェインは摂取後に安静時代謝を3〜11%上昇させ即効性がある。緑茶のカテキン(EGCG)は継続摂取で内臓脂肪を減少させる効果があり、脂肪燃焼の目的によってどちらを選ぶかで効果の出方が大きく変わることが研究で示されている。

diet-app.jp 編集部·2026-06-23·更新日 2026-06-29·6分で読める

コーヒーのカフェインは摂取後に安静時代謝を3〜11%上昇させ即効性がある。緑茶のカテキン(EGCG)は継続摂取で内臓脂肪を減少させる効果があり、脂肪燃焼の目的によってどちらを選ぶかで効果の出方が大きく変わることが研究で示されている。

コーヒーのカフェインと緑茶のカテキン(EGCG)は異なるメカニズムで代謝に作用します。コーヒーは交感神経刺激による脂肪分解促進、緑茶はカテキンによる脂肪燃焼酵素の活性化が主な効果です。

コーヒーが代謝を上げる仕組み

カフェイン(1杯に約100〜150mg)は交感神経を刺激してアドレナリン分泌を促します。アドレナリンは脂肪細胞に働きかけ、脂肪を遊離脂肪酸として血中に放出します。

2011年の研究では、カフェイン摂取後に安静時代謝が3〜11%上昇することが確認されています。ただし習慣的な摂取者では効果が弱くなる「耐性」が形成されます。

緑茶カテキンには脂肪燃焼にどんな効果があるのか

緑茶のカテキン(特にEGCG)は脂肪分解を抑える酵素(COMT)の活性を抑制し、脂肪燃焼が持続しやすくなります。花王の臨床試験(2007年)では、高濃度カテキン飲料を12週間摂取したグループで内臓脂肪が対照群より平均11.2cm²多く減少したと報告されています。

カフェインとカテキンは相乗効果があり、緑茶には両方が含まれることで単独より高い代謝向上効果が期待できます。

目的に合わせてどう使い分ければよいのか

トレーニング前30分にコーヒーを飲むと脂肪燃焼効率が高まります(交感神経刺激で脂肪が血中に放出され、運動で燃焼されます)。日常的な内臓脂肪対策には毎日の緑茶摂取が継続効果を発揮します。

ただしカフェインの過剰摂取(1日400mg以上)は不眠・動悸・血圧上昇のリスクがあります。午後3時以降のカフェイン摂取は睡眠の質を下げるため特に注意が必要です。

この記事のまとめ

  • コーヒーは即効性の代謝アップ効果があり、トレーニング前30分の摂取が最も効果的
  • 緑茶のカテキンは継続摂取で内臓脂肪を減少させる効果がある
  • 午後3時以降のカフェインは睡眠の質を下げるため控えることが重要
  • どちらかより「両方を目的に応じて使い分ける」のが最善策

よくある質問(Q&A)

Q: ブラックコーヒーと砂糖入りコーヒーで代謝効果は違いますか?

A: 代謝向上効果はカフェインによるものなので大きな差はありません。ただしダイエット目的なら血糖値上昇を避けるためブラックが適しています。

Q: 抹茶はカテキンが多いですか?

A: 抹茶は茶葉全体を粉末にして飲むため、緑茶を淹れた場合より約5〜10倍のカテキンが摂取できます。カテキン摂取効率では抹茶が最も優れています。

Q: コーヒーを飲めば運動しなくても痩せますか?

A: カフェインは脂肪を血中に放出するのを助けますが、燃焼させるには運動が必要です。コーヒー単独では脂肪燃焼は起きません。


参考資料

  • Hursel R et al. The effects of green tea on weight loss (2009)
  • Belza A et al. Caffeine and calorie intake (2009)
  • 花王株式会社「茶カテキン摂取が内臓脂肪に与える影響」(2007)

広告|この記事に関連する商品

以下は楽天アフィリエイトの広告枠です。リンク経由で商品を購入されると当サイトに紹介料が支払われます(広告ポリシー)。

※ 本記事の情報は一般的な健康・栄養知識の提供を目的としており、医療アドバイスの代替となるものではありません。 持病や治療中の方は、必ず医師・専門家にご相談ください。 本記事は編集ポリシーに基づき、一次情報と照合のうえ制作しています。

この記事をシェアする