バーベキューで一度に摂取できるカロリーは3,000〜4,000kcalに達することがある。しかし食材と食べる順番を選ぶだけでBBQを楽しみながら体重増加を最小限に抑えることができ、タンパク質から先に食べる方法が最も効果的だ。
バーベキューで一度に摂取できるカロリーは3000〜4000kcalに達することがある。しかし食材と順番を選べば、バーベキューを楽しみながら体重増加を最小限に抑えることは十分可能だ。
なぜバーベキューで太りやすいのか
バーベキューの食事は、ダイエットの「やってはいけない」が凝縮している。
①高カロリー食材が多い
マルチョウ(ホルモン)・豚バラ・牛カルビ・ウインナーなどは100gあたり300〜400kcal以上になることがある。これらを次々と焼いて食べると、気づけば食事だけで1500kcal以上摂っている。
②アルコールが食欲を増やす
ビール・チューハイ・ハイボールが進むと、アルコールが食欲増進ホルモンを刺激して「もっと食べたくなる」状態になる。さらにアルコールは脂肪代謝を阻害するため、食べた脂質がより脂肪として蓄積されやすい。
③食べるペースが速く止まらない
アウトドアの解放感と楽しい雰囲気の中では、満腹感を感じる前に食べ続けることが多い。満腹ホルモン(レプチン)は食事開始から20分後に効き始めるため、テンポよく食べ続けると過食しやすい。
バーベキューで選ぶべき食材・避けるべき食材とはどれか
優先して食べる食材
- 鶏もも肉・鶏むね肉:脂質が少なくタンパク質が豊富
- 魚介類(エビ・ホタテ・イカ):低脂質・高タンパク
- 野菜類(トウモロコシ・ピーマン・玉ねぎ・かぼちゃ):食物繊維で満腹感
- おにぎり(1個):適量の炭水化物でアルコールの吸収を緩やかにする
控えるべき食材
| 食材 | 100gあたりカロリー |
|---|---|
| マルチョウ(牛ホルモン) | 約287kcal |
| 豚バラ | 約395kcal |
| ウインナー | 約321kcal |
| 牛カルビ | 約318kcal |
ホルモン系・バラ肉・ウインナーはカロリーが高い上に脂質の割合が多い。食べるなら「1〜2切れだけ」にとどめる。
バーベキューで太らない食べ方の順番はどうすればよいのか
①最初に野菜を食べる(血糖値コントロール)
食事の最初に焼き野菜(玉ねぎ・かぼちゃ・ピーマン)を食べることで、食物繊維が血糖値の急上昇を防ぎ、満腹感を得やすくなる。野菜ファーストが血糖値に与える効果は、外食・BBQなどあらゆる場面で使えるテクニックだ。
②魚介類・鶏肉でタンパク質を確保
野菜の次はエビ・ホタテ・鶏もも肉などを食べる。タンパク質は消化に時間がかかるため満腹感が続きやすく、食欲のブレーキ役を担う。
③ホルモン・バラ肉は後半に少量だけ
カルビやホルモンを食べたい場合は、ある程度お腹が満たされた後半に少量食べることで、総摂取量を抑えやすい。
- 1最初に野菜焼き野菜で血糖値の急上昇を防ぎ満腹感を得る
- 2次にタンパク質魚介類・鶏肉で満腹感を持続させる
- 3最後に高カロリー系ホルモン・バラ肉は後半に少量だけ
アルコールの飲み方でどのような差がつくのか
バーベキューで太りにくくするには、お酒の選び方も重要だ。
- 選ぶなら:ハイボール(糖質ほぼゼロ)・焼酎・ウォッカ系の水割り・ソーダ割り
- できるだけ避けたい:ビール(500ml缶1本で約200kcal・糖質約15g)、甘いチューハイ・サワー類
お酒1杯につき水を1杯飲む「水チェイサー」習慣をつけると、アルコール量が自然に減り、翌日のむくみも軽くなる。アルコールとダイエットの仕組みでは、お酒が体重に与える詳しいメカニズムを解説している。
Q. バーベキューの翌日に体重が2kg増えていました。全部脂肪ですか?
A. いいえ。BBQの翌日の体重増加は、胃腸内の食物残留・塩分によるむくみ・アルコールによる水分変動が主な原因です。体脂肪として増加した分はごくわずかで、2〜3日で戻ることがほとんどです。
Q. BBQをダイエット中は完全に断った方がいいですか?
A. 断る必要はありません。食材の選び方と順番を工夫するだけで、楽しみながらカロリーをコントロールできます。むしろ「食べてはいけない」という強いストレスは、反動による食べ過ぎにつながります。
Q. バーベキュー翌日に体重を戻す方法は?
A. 翌日は水を多め(2L程度)に飲み、塩分を控えた食事(和食・汁物・野菜中心)を意識する。お酒を飲んだなら翌日の飲酒は控える。1〜2日で自然に戻ることが多いので、急激な制限はしない。
この記事のまとめ
- バーベキューで一度に摂れるカロリーは3000〜4000kcalに達することがある
- 優先すべき食材は鶏肉・魚介類・野菜。ホルモン・バラ肉・ウインナーは少量にとどめる
- 食べる順番は「野菜→魚介・鶏肉→高カロリー系(少量)」が鉄則
- ハイボール・焼酎ソーダ割りを選び、お酒1杯につき水を1杯飲む
- 翌日の体重増加の大半は水分・食物残留で、2〜3日の食事管理で戻る